清水 琢也さん(46歳)
- みんなで協力して働くので、快適な職場環境づくりが身につく!
- 体力がつく!
学校卒業後、高山で会社員をしていましたが、結婚を機に農業をやってみようと思い、2011年に就農しました。知り合いに農業をやっている方がいて、その方に刺激を受けたのがきっかけです。実家がもともと農業をやっていたこともあり、タイミングよく退職し就農することができました。
全ては自分次第である、ということです。手をかければかけるほど作物は良くなります。天候に左右されてしまうこともありますが、「こうしたらいいな」と思ったことを取り組めば、結果として素直に返ってくるのが農業の魅力でしょうか。また、家族と過ごす時間を持つことができるところも魅力のひとつです。作業を手伝ってもらったり、子供にも農作業風景を見てもらうなど、農業を通じて家族とのコミュニケーションがとれます。
毎年何かを変えるようにしています。気づいたこと・思いついたことをすぐ実践することができるので、工夫のし甲斐があるんです。ほうれんそうという作物は手作業が多いため、人手が多ければ作業も早く進みます。そのため、来てくれるパートさんがやりがいをもって働けるように快適な環境づくりや目標達成の報酬など工夫をしています。
まずは、体力がある人です。季節や天候によっては長時間の作業になることもあります。体力に自信のある人には是非挑戦してもらいたいです。また、いい意味で開き直れる人ですね。台風など自然災害を受けることもあるりますが、その中でも楽しみを見出し、作物づくりに熱中できる人は農業に向いている人材です。無駄だと思うようなこともやってみるのが大事です。
家族・パートさんも女性が多いため、体力的に無理しないでできるよう、改善できること、やってみたいことはまだまだあるんです。後続の人が農業やってみたい!と思えるような環境づくりをこれからも続けていきたいと思っています。それが自分らしい農業だと考えています。
畜産業とは、牛を飼育し、食肉を生産します。育てるのは飛騨のブランド牛「飛騨牛」!実はデジタル化が進んでいて、男性だけでなく女性も活躍できる現場なんですよ。
水川 耕介さん(39歳)
夜間などで牛舎の暗がりでも、どの牛がどんな行動をしているか分かります。いつもと違う行動やおかしな行動をしている牛を見つけることができると、体調管理や繁殖管理に役立つんですよ!
- 耳標番号を見なくても顔や体型でどの牛か分かる!
- 素手で牛を捕まえられる!
- 牛の爪を切ることができる!
- 様々な重機を扱うことができる!
日本の『食』を支えているという実感があります。子牛が元気に育つとうれしいですし、巣立った子牛を『A5等級飛騨牛』としてスーパー等で巡り会うこともあるんですよ。
動物が好きじゃないと出来ない仕事ではありますが、動物が好き過ぎても逆に出来なくなる側面もあります。色んな農場で経験を積み、飼い方や育て方を勉強したりするのもいいですね。良い牛を飼育すると、自分のブランド、自分の名前を確立することが出来、やりがいにつなります。是非挑戦してみてください!
林業とは木を育て、森を作り、育った木を伐って売る産業です。現場の山林にてチェーンソー等を使用し伐採作業及び植付作業・下刈・除伐・間伐・木材搬出等を行っています。
安川 哲平さん(20歳)・西澤 幸剛さん(36歳)
仕事をしていると、知らず知らずのうちに体が鍛えられます(笑) また、草刈が早くなり、区の草刈り作業ではヒーローになれます!自然の中で働いているので、季節の草木に詳しくなり、山菜やキノコも沢山覚えられます!
- 体が強くなる。
- 樹木を安全に伐倒する技術が身につく。
- 高性能林業機械(林業の特殊な重機)を運転できるようになる。
- 草刈が早くなる。
- 草木や山菜、キノコの名前を覚えることが出来る。
地域社会へ貢献しているという意識が強く持つことができます。また、林業は自然と密接に関わる仕事なので、自然の美しさと力を日々感じることができます。これは普段の生活では得られない経験だと思います。
林業は自然と共に働き、地球の未来に貢献する重要な仕事です。間伐後に森に光が入る風景は感動しますよ! チェーンソーで木を切ったり、大きな重機で木を運んだりと、機械も使いこなせるようになり、沢山のスキルを身につけることができます。未経験でも是非挑戦してほしいです!
就農・就林に興味がある方、まずは気軽に体験してみませんか?
体験希望やもっと先輩農家の話を聞いてみたいという方は、飛騨市役所農業振興課までお問合せください。
飛騨市農業支援協議会 飛騨市役所 農林部 農業振興課 〒509-4292 岐阜県飛騨市古川町本町2番22号
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