クローズアップ企業(2020年度版) 協業組合 高登建設
協業組合 高登建設
街を車で走っていると、新築の家を建てている現場を結構見かけると思います。自分は前職でトラックの運転手をしていたのですが、高校では建築科に通っていたので、家を建てている現場を見ていたら、高校に入った頃に、自分の手でなにかを作る仕事に就きたいと思っていたことを思い出しました。そんな時に、たまたま先輩から「そんな気持ちでいるならうちの会社で働かないか?」と誘ってもらったご縁で、現在の会社へ入社しました。
宮川町と河合町での、道路工事や河川改修などの「建設」の仕事と、一般住宅の「建築」、公共施設の改修などの「建築」の仕事をしています。自分は普段は建築の仕事をメインで任されているのですが、忙しさに応じてどちらの仕事も受け持ちます。カンナをもって大工仕事をすることもあれば、今日の現場のように重機に乗って土木の現場に出ることもあります。
狭い地域で仕事をしているので、お施主さんとも直接お話をしながら、仕事をすることが多いです。家の中に空いたスペースがあれば、そこに棚を足したり、こうしたほうが便利じゃないですか?と提案することもあります。建てている最中にコンセントの位置を変えたり、スイッチの高さを変えたりすることもあります。どれだけ図面を見て打ち合わせをしていても、実際、建ててみないと細かなところは分からないので、できる範囲で柔軟に対応するように心掛けています。
近いところで仕事をしているので、お施主さんと外でばったり出くわしたりすることが結構あります。そうなると、やっぱり細かな所にまで手を抜けないなと感じます。楽をしても結局は自分が大変な思いをするので、妥協はしたくないです。できる限り納得が行くまで手をかけて仕事をすることを大切にしています。
車の運転が好きなので、ドライブにでかけたり、川に釣りに行ったりして過ごしてます。やっぱり地元が好きなので、なんだかんだ言って近場で過ごしていることが多いですね。
地域は人手不足ですので、若いというだけで色々と頼りにされます。最初の頃はそれをプレッシャーに感じたこともありましたが、色々なことに挑戦できるチャンスが多いと考えられるようになったら、仕事にやりがいが持てるようになりました。僕らの仕事は、施工管理に必要な資格が多くあるので、仕事の合間に勉強をして少しづつ習得していくことに努めています。やり方は色々だと思いますが、自分なりの方法で周囲の期待に応える努力をして、やりがいをもって仕事に励んでください!