クローズアップ企業(2020年度版) 株式会社 吉城コンピュータ
株式会社 吉城コンピュータ
高山工業高校の電子機械科を卒業後、地元でパソコン関連の仕事をしたいと思っていたところ、求人情報に弊社の名前を見つけて、社名に「コンピュータ」と付いていますし、これは自分のやりたい仕事が出来るかもしれないと思って就職しました。
店頭での新品・中古パソコンの販売や、動かなくなってしまったパソコンの修理、データ復元、それに、パソコン教室での指導まで、パソコンに関わる様々な困りごとに、とことん寄り添って解決していくことが我々の仕事になります。
パソコンが動かなくなった! というレスキューのご依頼が、多い月だと1ヶ月に40件程度入ってきます。すぐに飛んで行って問題を解決すると、とても感謝されます。コタツで蜜柑をいただいたり、そのままお昼ご飯をご馳走になったりすることもありました(笑)地域密着の仕事ならではのアットホームな環境で仕事をさせていただいています。
パソコン教室のお客様は、試験対策の小中高生と、他には60代70代の方がほとんどです。「町内会で役があたったから、パソコンを覚えたい。」という方が多いのは、地域密着のパソコン教室をならではの話だと思います。当教室では、決まったカリキュラムを設けず、やりたいことをやってもらい、我々はそれをサポートする方式をとっています。「100回聞いても笑顔で答える」が、弊社のポリシーですので、いつの間にか先生と生徒というより、孫と祖父母といった感じになっていることが多いです(笑)
パソコン教室では定期的に様々なイベントを開催して、生徒さんとの交流を図っています。ひな祭りや節分、ハロウィンの飾り付けもみんなで行いました。常にお客様に喜んでもらおう! という意欲のある会社なので、年に一度は生徒さんと懇親旅行にも出かけます。量販店のように、ただパソコンを販売するだけではなくて、その後のメンテナンスや教室を通じて、様々な形で交流を持てることで、仕事なのですが仕事じゃないというか。心地のいい距離感で生徒さんやお客様と関わらせていただけています。
「平成のその先の時代へ、日本の明日を切り開く」これは、社長室に飾ってある、首相の色紙の言葉なのですが、まぁ、そんな感じじゃないかなと思います(笑)世の中には色々な仕事や働き方がありますが、あまり気負わず、目の前の仕事を丁寧にこなして、お客様との対話の時間を大切にしていれば、やり甲斐や責任感は後からちゃんと身についていくと思います。皆さんも頑張ってください!