クローズアップ企業(2022年度版) 増島保育園
今の職に就いたキッカケ
保育士になることが、小学生の頃からの夢でした。昔から幼い子の面倒をみたり、一緒に遊ぶことが好きで、自分が保育園にいた頃のお世話になった先生のことが、今でもずっと大好きで、私もいつかすてきな先生になりたいとずっと夢見ていました。
お仕事の内容は?
年中児の担任を任されています。子どもが登園してから降園するまでの間、ずっと一緒の時間を過ごします。季節の歌をうたったり、体操や運動遊びをして体を動かしたり、制作活動をしたりとその日によって保育内容はさまざまです。
基本的な生活習慣が身に付くように、食事の作法や、トイレトレーニングや、衣類の着脱などを、年齢や発育に合わせて、子どもたちが自発的に身につけられるための補助を行っています。
印象深いエピソード
仕事をはじめた頃は、わからないことばかりでしたが、園の皆さんは、とてもフレンドリーに優しく丁寧に教えてくださいました。何度も同じ質問をしてしまうこともあったのですが、嫌な顔もせず、いつも丁寧に教えてくださいました。
子どもたちも「次は外あそびするんだよー!」などと言って、慣れない新人の私に優しくしてくれたことは、今でも印象深い暖かい思い出として胸に残っています。
大切にしていること
子どもが安心して遊んだり、自分の思いを伝えられるように自分が常に笑顔で明るく過ごすことが大切であると考えています。また、子どもたちにとって保育士はとても身近な存在なので、〝自分を見て育っている〟ということを意識して
自分自身の言動には責任を持って保育をするように心掛けています。
息抜きの方法
散歩に出たり、近場で登山をしたりして過ごしています。保育士の仕事は体力勝負ですので、体を動かすことを心がけてます。他には、読書をして過ごすことも多いです。でも、お休みなのに、面白い絵本はないかなと探したり、散歩をしていても園児と遊ぶレクリエーションのネタを考えて季節の行事に無意識に関心を向けてしまったり、休みなのに子どもたちのことばかり考えてしまいます(笑)
学生へのメッセージ
将来、なにになりたいか、迷っている人もいると思います。夢はたくさん持っていた方がいいと思いますし、夢につながる資格があるなら、取れる時に取っておくことで選択肢が広がります。保育士の仕事は子どもの成長を1番近くで見守り、応援し、できるようになったことを一緒に喜びあえるとてもやりがいのある仕事です。将来の夢が決まっている人、そうでない人もいると思いますが、興味を持ったことは、そのまま続けて、誰かに諦めろと言われても諦めないでください。
どの職業を最終的に選ぶか、その時々の自分の気持ちや環境と向きあって、本当にやりたいことを見つけてください。夢はたくさん持っても全部叶えられます!
※ 同記事は3名の方への取材内容を集約して作成したものです。