6/3 第１回市民健康講座～和漢薬と健康～を開催しました

同研究所は、日本唯一の伝統医薬学の研究所で、先端科学技術を駆使して伝統医薬学を科学的に研究しています。昨年、富山市の紹介により、同研究所長の早川教授を訪ね情報交換する中で、市民に専門的な話を聞く機会を作りたいという市役所の思いと、研究所の成果を社会に還元したいという教授の思いがマッチングして今回の連携に繋がりました。講座は全５回、４名の専門家のお話が聞ける貴重な機会です。

今回は連携の初回として、早川教授による「和漢医薬学総合研究所の紹介と和漢薬体験」を開催し、40名の市民等が参加しました。

前半は、研究所の施設概要、研究テーマ、和漢薬についての説明の他、次回以降に講師を勤める専門家の紹介などお話しいただきました。研究所附属の民族薬物資料館では世界の伝統薬など約3万もの生薬を保有し、データベース化されているそうです。

後半は和漢薬体験ということで、私たちにも馴染のある「葛根湯」を煎じてみるワークショップを行いました。材料である7種類の生薬を見て、香ったりしながら、それぞれの特徴など教えていただきました。煎じ器で40分ほど加熱すると、甘草の甘い香りなどが漂っていました。参加者からは「興味深い内容でもっと和漢薬について勉強したくなりました」といった声も聞こえました。

第2回は7/29(土)に開催します。

「食薬区分を活かした和漢薬研究」

講師：東田 千尋 教授

詳細、申し込みは以下をご参照ください。

■その他イベントのお知らせ

6/10(土)　飛騨和ハーブDAY　←若干の空きあります

和ハーブ協会をお招きし、散策、講演会を開催します。

今話題の和ハーブ協会の話を聞く貴重な機会です！

ぜひご参加ください。