葉は煎じて飲んだり、風呂に入れたりすると痔疾、神経痛、リウマチ、婦人病、腰痛、冷え性、肌荒れなどの美容、高血圧に効果があります。
これは村上先生が体にいい植物を見分けるポイントとして教えてくださったのですが、茎を折ったときに白い液体が出るものだそうです。イチジクは茎を折ると白い液がにじみます。
タンポポも茎を折ると白い液が出ますね。逆に黄色い液体が出るものは避けましょう。これは一つの目安にしてください。
イチジクの場合、白い液をイボや痔に塗るとそれらを取ることができるのですが、正常な皮膚に塗るとかえって痒くなるという面白い特性があります。
そのため、葉っぱをお茶にしたり、風呂に入れたりする際は生葉ではなく、十分に乾燥してから使用してください。
こんなにたくさんの効果が期待できるイチジクはスーパーや地場産施設などで見つけたら積極的に使ってみてください。
村上光太郎「薬草を食べる」より
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