We enjoy Agriculture

先輩たちの声 飛騨市古川町/市川琢己さん

飛騨市で就農にトライする若手3人組。
その名も飛騨トマトブラザーズ。
一見破天荒な彼らのメンバーの一人に話を聞いてみた。

なぜ農家の道を選んだのですか?

東日本大震災の時に東京で働いていたのですが、その時子供がいたこともあり
食の安全について自分なりに物凄く考えさせられました。
そして出した結論が自分自身で食べる物を作ると言う事でした。
そんな時に出会ったのが飛騨市での就農でした。

飛騨市に就農してみて思うことは?

実際忙しい時期だと朝4時半に起きてお昼過ぎまで休みがなかったりと
しんどい部分はあります。でも、例えばどんな職業にしても「楽しむ」事を
見つける事が大切に思います。僕の場合、農道をスケボーで移動したりする事も
あるんですけど、心配して下さった近隣の農家の方がカーブミラーを
設置して下さったりして、申し訳ない事なんですが凄く良くしてもらっています。
うまく言えませんが「遊び心」もある飛騨市の環境は充実しています。

今就農を考えている人へメッセージ

僕の場合はキッカケが子供や家族、そして食でしたが、
まずは先立つ思いというか決意があると凄くやりがいがある仕事だと思います。
自営業であるとか、学ぶべき事の多さ、収入の安定など、越えるべきハードルは
色々ありますが、それは働く以上どれも同じ事で、大切なのは長く続ける事が
出来るかどうか。そうした時に農業は「食」と凄く近い仕事でもあると思うので
食べる事についてまずは考えてみるのも面白いかもしれません。

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