春から秋はアスパラ、秋からはネギと休みなく働いたら、
冬は思い切ってのんびりするのだという水村さん。
季節で働き方を変えられる農業ならではの暮らしを訪ねた。
一番最初のきっかけは、昔テレビで農業の番組を見たこと。
単純にいいなと思い、40歳くらいで始めたいと漠然と考えていました。
実現が早まったのは、忙しい接客業を経験したことで
気を使わない働き方がしてみたいという思いが強くなったから。
自分のペースで出来る今の暮らしは僕に合っているようです。
春からはアスパラ、秋からはネギと季節ごとに作り分けています。
メインで作っているネギは暑すぎるとうまくいかないので
涼しい飛騨にはぴったりのようで生育も順調です。
春夏秋と朝から夜まで休みなく働いた分、
農閑期の冬は1~2ヶ月、長期休暇だと思ってのんびり過ごしています。
メリハリをつけて、こんなご褒美の期間を作るのもいいですよ。
飛騨でネギを作りたいと言うと最初は心配する声もありましたが
育て方を調べて実践するうち、収穫量も安定してきました。
ビジネスとして続けられるかは、もちろん重要なことですが
作りたいものがあるなら、挑戦してみた方がいいと思います!
今は弟も手伝ってくれるようになり、一人から二人になったので
少しずつ規模を広げながら、好きな作物を育てていきたいと思います。