人のあたたかい飛騨市で
日々農業の喜びを感じているという岩塚さん。
大きく茂ったアスパラガス畑で話を聞いた。
農家に生まれ育ち、子供の頃から畑や田んぼが身近にありました。
農業高校の教師として、教える立場で農業に関わりながらも
いずれは家業を継ごうという思いは持ち続けていたので、
自然な流れで生産者の道へ進みました。
教師時代は転勤で県内のいろいろな場所をまわりましたが、
飛騨市はひらけていて気候も良く、農作物が育てやすい土地ですね。
雪が多くて冬場は生産が難しいということはありますが…
気候にメリハリがあるからこそ、夏場に頑張って冬は別のことをするなど
楽しもうと思えば可能性はたくさんあると思います。
また、就農して大きく変化したのは、家族と過ごす時間が増えたことです。
忙しいながらも4人の子供達の成長を近くで見られる暮らしになりました。
農業は自然相手なので、もちろん大変な部分もありますが
頑張った分結果が返ってくる、やりがいのある仕事です。
他業種からの就農の場合はハードルが高いと感じるかもしれませんが
支援システムも活用し、努力を続ければ成果が出てくると思います。
青年部など横のつながりも強く、気にかけてくれる優しい人が多いです。